
「昔、Windowsで作った文章をMacで開いたら、丸数字の①が🈷になった!」
そんな経験をしたことはありませんか?
今ではほとんど見かけなくなりましたが、昔は本当によく起きていたトラブルでした。
「Windowsが悪い?」
「Macが悪い?」
実はどちらも悪くありません。
原因は、まだインターネットが普及する前の時代にありました。
昔は「他社のパソコン」とつながる時代ではなかった
今では当たり前のように
- メール
- クラウド
- USBメモリー
- NAS
- ホームページ
などでデータをやり取りします。
しかし1980~90年代は違いました。
その頃は
「自分の会社のパソコンだけで動けば十分」
という時代だったのです。
NECはNEC。
AppleはApple。
IBMはIBM。
お互いのパソコンで同じデータを開くこと自体、あまり想定されていませんでした。
英語だけでは日本では仕事にならない
もともとのコンピューターは
A
B
C
1
2
3
のような英数字しか扱えませんでした。
しかし日本では
- 漢字
- ひらがな
- カタカナ
が必要です。
そこで、日本独自の文字コード「Shift-JIS」が作られました。
そこから各社が自由に追加し始めた!
「せっかくなら便利な文字も入れよう!」
そう考えた各メーカーは、
- ①②③
- ㈱
- ㎡
- Ⅲ
などをどんどん追加していきました。
ところが……
WindowsとMacでは
同じ番号に違う文字を割り当ててしまったのです。
例えば、
ある番号をWindowsでは
①
として使い、Macでは
🈷
として使っていました。
つまり、
同じ番号なのに辞書が違った
という状態だったのです。
だからWindowsの①がMacでは🈷になってしまいました。
「機種依存文字」と呼ばれた時代
このような文字は
機種依存文字
と呼ばれていました。
つまり
「その機種では表示できるけど、他の機種では保証できませんよ」
という文字です。
当時は
- ①
- ㈱
- ㍍
- Ⅳ
などが代表例でした。
インターネットが普及して大問題に!
その後、インターネットが急速に普及します。
すると、
「Windowsで作ったファイルをMacで開く」
「海外へメールを送る」
「ホームページへアップロードする」
ということが当たり前になりました。
その結果、
「文字が化ける!」
という問題が世界中で発生。
ここでようやく
「世界共通の文字コードを作ろう!」
という流れになり、Unicodeが誕生しました。
現在ではWindowsもMacも基本的には同じUnicodeを採用しているため、
①
はWindowsでもMacでもほぼ同じように表示されます。
昔の名残は今でも残っている
とはいえ、
- 古いソフト
- 古いファイル
- 更新されていない業務システム
では、昔の文字コードを使っていることがあります。
そのため現在でも、
映像制作や印刷業界、システム開発の現場では
「丸数字や特殊文字はなるべく使わない」
というルールが残っています。
コンピューターにも歴史がある
「なんで最初から世界共通にしなかったの?」
そう思ってしまいますが、当時はまだ
世界中のパソコン同士がデータを交換する未来
を誰も本気では想像していませんでした。
だから各メーカーは、それぞれ自分たちにとって使いやすい文字を自由に追加していったのです。
今では笑い話のようですが、
「①が🈷になる」
という現象は、インターネットが生まれる前の自由な時代が残した、ちょっと面白い歴史の名残なのです。
ビデオ工房名古屋では、各種イベントのビデオ撮影・記録撮影を行っています。
撮影や映像制作についてご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
お電話でのお問い合わせ
Tel:052-265-6765 (Fax:052-265-6737)
営業時間
10:00~18:00 毎週水曜日定休日
メールフォーム
https://video-kobo.com/contactus/
メールフォームの返信は3営業日以内にします。
それ以内に返信がない場合は恐れ入りますが
再度メールフォームから投稿いただくか
お電話でお問い合わせいただけると助かります。
またビデオ工房名古屋公式LINEからもお問い合わせをする事ができます。
※基本はAIが返信を対応しておりますが、詳しいお問い合わせについては後日改めて返信します。
画像などのやりとりも出来ますので状況に合わせてこちらのご利用もご検討くださいませ。

