

「最近のWindowsなら日本語でも大丈夫。」
確かにその通りです。
昔のように文字化けする機会は少なくなり、普段使いでは困ることはほとんどありません。
しかし、仕事では話が少し変わります。
映像編集ソフト、ホームページ、クラウド、サーバー、DVDオーサリングソフト…。
複数のソフトやOSをまたぐ仕事では、ファイル名が原因でエラーになることが今でもあります。
今回は、実際に起こりうるトラブルをご紹介します。
ケース① DVDや動画編集ソフトでエラー
当社でも実際に経験したことがあります。
DVDオーサリングソフトでプロジェクトを作成したところ、原因不明のエラー。
何時間も調べた結果、ファイル名の日本語が内部処理で正しく扱えずエラーになっていました。
普段は問題なく使えていても、
- 古いソフト
- 海外製ソフト
- 更新が止まっているソフト
では、今でも文字コードが原因でトラブルになることがあります。
ケース② Webサーバーで文字化け
ホームページへアップロードすると、
ピアノ発表会.mp4
が
%E3%83%94%E3%82%A2...
のようなURLになります。
これは正常な動作ですが、システムによってはリンク切れや文字化けの原因になることがあります。
ケース③ Linux・NASとの相性
Windowsでは普通に使えていても、
- Linux
- NAS
- バックアップサーバー
などでは、特殊文字の扱いが異なることがあります。
社内では問題なくても、納品先の環境では困ることもあります。
ケース④ 自動処理(バッチ・FFmpegなど)が止まる
例えばFFmpegやRobocopy、PowerShellなどで自動処理をするとき、
発表会 完成版.mp4
のようにスペースが入っていると、
「ここでファイル名が終わった」
と勘違いされることがあります。
もちろん引用符(” “)を付ければ回避できますが、最初からスペースを使わない方がトラブルは少なくなります。
特に避けたい文字
仕事用データでは、できるだけ次の文字は避けることをおすすめします。
半角カタカナ
ピアノ
文字コードの違いでトラブルになることがあります。
スペース
ピアノ 発表会
プログラムでは区切り文字として扱われることがあります。
丸数字
① ② ③
実はこれも特殊文字です。
Windowsでは問題なくても、古いソフトや海外製ソフトでは正しく扱えないことがあります。
その他の特殊記号
# % & + ? * : < > | " \
Windowsでは使えないものもあれば、Webやプログラムで特別な意味を持つものもあります。
おすすめのファイル名
例えば
DanceRecital_20260803.mp4
あるいは
ピアノ発表会DVD_20260803
のように
- 内容が分かる
- アンダースコア(_)やハイフン(-)で区切る
- 日付を付ける
だけでも十分管理しやすくなります。
ビデオ工房名古屋の運用
当社では、基本的には同じファイルを上書き保存して作業します。
ただし、お客様から修正依頼が入った場合などは別名保存し、
20260803
のような更新日をファイル名の最後に付けています。
例えば
ピアノ発表会DVD_20260803
↓
修正版
ピアノ発表会DVD_20260805
これなら一覧表示しただけで最新ファイルがすぐ分かり、以前のデータも残せるため、万が一のときにも安心です。
まとめ
昔ほどファイル名で困ることは少なくなりました。
しかし、
「自分のパソコンでは動く」ことと、「どんな環境でも安全に扱える」ことは別の話です。
仕事で扱うデータは、自分だけのものではありません。
だからこそ、
- 半角カタカナ
- スペース
- 丸数字(①②③)
- 特殊記号
はできるだけ避け、
「誰が見ても分かる」「どのソフトでも扱いやすい」ファイル名を心掛けることが、トラブル防止への第一歩です。
ビデオ工房名古屋では各種イベントの記録撮影を行っております。
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