
演劇やダンス、ピアノの発表会。
舞台の上では、出演者が何か月も練習を重ね、本番という「たった一度の時間」に全力を注いでいます。
もちろん、客席で楽しむことも舞台の大切な一部です。
だからこそ、ほんの少しの心配りが、出演者にとっても、周りのお客様にとっても、気持ちの良い時間につながります。
赤ちゃんが泣き始めたら…
赤ちゃんが泣くこと自体は誰にも止められません。
それは自然なことです。
でも、もし泣き始めたら、一度ロビーに出て落ち着くまで様子を見る。
たったそれだけで、周りのお客様も安心して舞台に集中できますし、演者も気持ちよく演技を続けることができます。
落ち着いたら、また客席へ戻れば大丈夫。
「泣かせないこと」ではなく、
「周りへの配慮をすること」が大切なのです。
携帯電話はマナーモードだけでは不十分
「マナーモードにしたから安心」
……と思っていても、アラームや緊急通知などが鳴ることもあります。
開演前には、できれば電源を切るか、機内モードにしておくと安心です。
静かな劇場では、小さな通知音でも驚くほどよく響きます。
スマートフォンの画面も意外と目立ちます
最近では、途中でスマートフォンを操作したり、SNSを見たり、ゲームをしたりする人を見かけることがあります。
しかし、暗い客席では画面の光は想像以上に目立ちます。
周囲のお客様の視界に入り、集中を妨げてしまうことも少なくありません。
もし「ちょっとスマホを見たいな」と思ったら、一度ロビーへ。
その数分の配慮が、舞台全体の雰囲気を守ります。
……ゲームの続きは、ぜひ終演後にお願いします(笑)。
写真・動画撮影はルールを守って
許可のない撮影や録音は、多くの会場で禁止されています。
著作権や出演者の肖像権だけでなく、シャッター音や画面の光も周囲の迷惑になります。
「思い出を残したい」という気持ちは素敵ですが、そのためにも会場のルールを守りましょう。
観客も舞台を作る仲間です
舞台は、出演者だけで完成するものではありません。
静かに見守る観客。
タイミングよく送られる拍手。
笑う場面では思い切り笑い、感動したら惜しみない拍手を送る。
そんな客席の空気も、舞台を支える大切な演出の一つです。
ほんの少しの思いやりが、出演者にとって忘れられない一日になります。
次に劇場へ足を運ぶときは、ぜひ「観客も舞台の一員」という気持ちで楽しんでみてください。
きっと、その舞台はもっと素敵な時間になるはずです。
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