先日、名古屋駅近くにある「ウインクあいち(愛知県産業労働センター)」にて、セミナーのライブ配信をお手伝いさせていただきました。
以前も撮影レポートで紹介したとても立地の良い施設です。

ウインクあいちでのライブ配信はこれまでにも何度か経験していますので、今回は撮影や配信そのものではなく、**実際に何度も利用して感じた「ライブ配信会場として便利なところ」**をご紹介したいと思います。
そして最後には、今回ちょっと肝を冷やした出来事も……。
ライブ配信でありがたい「有線LAN」
ライブ配信で非常に重要なのが、インターネット回線です。
カメラやマイクなどの機材をどれだけしっかり準備しても、インターネット回線が不安定だと映像が止まったり、画質が低下したり、最悪の場合は配信そのものが途切れてしまう可能性があります。
その点、ウインクあいちは各部屋で有線LANによるインターネット接続が利用できるため、ライブ配信を行う側としては非常に助かります。
場所にもよりますが床のフタを開けるとLANの挿し口と電源コンセントがある!!
とても便利です。
もちろん本番前には実際に接続して通信状況を確認しますが、Wi-Fiだけに頼らず有線で接続できる環境が用意されているのは、配信現場では大きな安心材料です。
地下駐車場からエレベーターで移動できるのも便利
ライブ配信は意外と荷物が多くなります。
カメラ、三脚、パソコン、スイッチャー、ケーブル類、音声機材などなど……。
そして現場では、
「あ、車に置いてきた!」
ということもあります。
そんな時、ウインクあいちは地下駐車場に車を停めておけば、屋外へ出ることなく建物内を移動できるので非常に便利です。
雨の日でも機材を濡らす心配が少なく、忘れ物を取りに車へ戻る時にも助かります。
映像の仕事をしていると、こうした「搬入のしやすさ」は地味ながらかなり重要なポイントだったりします。
しかし、イベントが重なると駐車場が満車になることも度々ありますので他の部屋でのイベントなどは事前にチェックするのがおすすめです!
ただし、台車を使う場合は要注意!
機材が多い場合には台車を使いたくなりますが、ここにはひとつ注意点があります。
ウインクあいちでは、台車を通常のエレベーターに載せて移動することはできません。
台車を利用する場合には事前に必要な手続きを行い、業務用エレベーターを利用する必要があります。
「地下駐車場からそのままエレベーターで運べるから楽だ!」
と思って台車に全部積んでしまうと、そこで予定が狂ってしまう可能性があります。
機材の搬入方法については、事前に施設へ確認しておくことをおすすめします。
そして今回、もっともヒヤッとしたのが……
今回の配信では、朝から機材を設置して本番前のテストを実施。
映像よし。
音声よし。
インターネット回線よし。
準備は順調です。
そんな時、配信用のノートパソコンを見ると……
Windowsの更新のお知らせ。
本番まではまだ時間があります。
「テストも終わったし、今なら更新して再起動しても大丈夫だろう」
そう思って、何気なく更新を実行しました。
これがいけなかった。
終わらないWindows Update
再起動。
更新が始まります。
……。
…………。
………………。
終わらない。
結局、再びパソコンが使えるようになるまで20分ほどかかりました。
今回は本番まで十分な時間があったため問題ありませんでしたが、画面を眺めながら、
「これ、本番直前だったらどうするんだ……」
と、だんだん不安になってきます。
普段なら20分程度の更新はそれほど気になりません。
しかしライブ配信の現場では、その20分がとんでもなく長く感じます。
現場でWindows Updateを安易にしてはいけない
今回の出来事で、改めてひとつの教訓を得ました。
「本番当日のWindows Updateは安易に実行しない。」
更新内容によっては再起動に時間がかかるだけでなく、ドライバーや周辺機器、ソフトウェアの動作に影響が出る可能性もあります。
ライブ配信ではOBSなどの配信ソフトだけでなく、映像・音声のキャプチャ機器やスイッチャーなど、さまざまな機器をパソコンに接続します。
朝のテストで正常に動いていたのであれば、むしろその状態を本番まで維持することも大切です。
「新しい状態=本番に適した状態」とは限りません。
現場で大切なのは、新しさよりも**“さっき動いた環境を変えないこと”**なのだと、改めて実感しました。
ライブ配信は「何も起こさない」ことも仕事
ライブ配信というと、カメラやスイッチャー、配信ソフトなどに目が行きがちですが、実際の現場では、
- 安定したインターネット回線があるか
- 機材をスムーズに搬入できるか
- 本番前に十分なテスト時間を確保できるか
- 一度確認した環境を不用意に変更しない
といった部分も、とても重要です。
ウインクあいちは名古屋駅から近く、有線LAN環境も利用でき、地下駐車場から建物内へ移動できるなど、ライブ配信を行う側にとって便利な点が多い会場です。
そして今回、そこにもうひとつ大切な知識が加わりました。
現場でWindows Updateを見つけても、気軽に「更新して再起動」を押してはいけない。
正常に動いているパソコンには、触らない勇気も必要です。
今回も無事にセミナーのライブ配信を終えることができました。
こうした一つひとつの経験を次の現場にも生かしながら、これからも安心してご利用いただけるライブ配信をお手伝いしていきたいと思います。
ビデオ工房名古屋では、セミナーのライブ配信などを行っています。
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