不定期更新のスタッフブログです!!
気が付けばもう7月も後半…あっという間に夏本番ですね!
只今、撮影素材の処理に時間がかかっているので空いた時間にブログの更新。
6月、7月は舞台撮影の依頼を多くいただいたので舞台の編集をする時間が多いのですが、弊社での舞台撮影は複数のビデオカメラで撮影をするマルチカメラ撮影。
その中でも押さえの画と呼ばれる全体が入る引きの画は4K以上の画質で撮影をすることが基本になりました。
画質が大きければ拡大しても荒れずらいので何かあった時に便利なのです。
理論的に4KならBlu-ray画質で納品するなら2倍の大きさ、DVD画質なら4倍の大きさにできるので、いつか16Kのカメラとか出たら引き画のカメラ1台でマルチカメラ撮影に匹敵する映像が作れるんじゃないか…なんて考えていたこともありました。
実際は今の環境ではそれは無理なのでしっかり撮影をするわけですが…。
で、先月撮影したバレエの舞台撮影ではカメラマン2名のビデオカメラが5台。
カメラマンがそれぞれ1台操作して、残りの3台は固定という形になりました。
舞台の撮影は照明や幕などの演出の関係で明るさが随時変わるため、固定のカメラの設定を明るさやピントをオートにしていると大変なことになる事が多く、基本的にマニュアルにします。
しかし、多くの場合舞台撮影は撮影スペースは限られてるので、固定のカメラは随時確認ができなかったりすぐに操作ができる場所に置けないケースが基本です。
ピントはゲネプロやリハの時など事前にある程度の距離を確認してマニュアルで合わせて問題はないのですが、明るさはどうにもできません。
だいたいの平均的な明るさを基準に絞りを合わせておくのですが、暗い雰囲気のシーンや幕がしまっている時は暗いし、全ての照明が付いた時は飛んでしまう。
難しい…難しいというか固定の設定で舞台を撮影するのは無理なんですよね。
本来はカメラマンが随時適切な明るさにするものなのですが、固定のカメラの操作までは追いつかない訳です。
ただ最近のカメラは4Kなど解像度だけでなく明るさについても後から調整をしてもノイズが乗りにくいなど画質が向上しているのでなんとか助かっています。
しかし問題というか、困っているのが画質を良くするほどデータサイズが大きいということ。
先日の撮影では5台のビデオカメラで1日で700GBを超えました。
しかもこれは最高でもBlu-rayでの納品ということである程度画質を抑えての設定でこの容量!
各カメラを最高設定にしたら倍どころの容量ではすまなくなります。
最高画質にしたらデータの保管も大変になるし、編集するときも手間が増える。
どうしたものかな…というのが最近の悩みです。
CMやPV撮影などは撮影時間は長くてもカメラの台数や撮影する尺はそこまで長くならないことが多いのですが、弊社では特に舞台撮影などの記録撮影の依頼が多いので撮影する画質の設定は悩みどころ。
もちろん画質が高いにこしたことはないのですが無駄に高くして効率悪くすると価格も上がってしまうことにもなるし…という訳で現在最適な画質を模索している最中です。
お客さんにお渡しする出力に合わせて考えているので毎度同じ設定でいけるというものでもないんですけどね。
…と、長々とブログを書いていたら映像の処理が終わったようです。
頑張って編集進めていきます~!!
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