「クリエーションについて」 映像の基礎知識
- 2020.09.06
- 役に立つ知識

この映像では「クリエーション」について考えています。
クリエーションは日本語では「創造」と訳されて、
何かとてつもないものを生み出している様な雰囲気があります。
しかし、クリエーターという言葉が広く使われてきて
「ものをつくる人」はクリエーターという感じになってきました。
ものづくりは確かに「物」をつくる事でもありますが、
本質的には「物をつくる」ではなく「価値を生み出している」ので
クリエートという言葉が使われているのだろうと思います。
0:19 1.クリエーション
1:11 2.アートとビジネス
2:19 3.ピグマリオンの伝説
映像制作ももちろんクリエーションの1つです。
映像を作っているのですが、
それは同時に観た人に感動を与えたりと
価値を生み出しているのです。
しばしば社会、特にお金が絡む場合には
「アートとビジネスは違う」という議論が起こります。
もちろんアートとビジネスは違うのですが、
時にアートとビジネスは
「真逆のベクトル」という事を言われます。
アートは自己表現など自分に対してのベクトルで、
ビジネスは顧客に向けたベクトルだ、と。
しかし、アートでもビジネスとして成立するものもある。
これはベクトルが真逆なのではないと思うのです。
動画終盤に「ピグマリオンの伝説」を紹介しています。
個人的に好きな話の1つですが、
この物語の制作者は何を考えてこの話を作ったのか。
今では聞く事はできませんが、
間違いなく誰かに聞かせるために作ったはずです。
アートでもビジネスでも必ず「受け手」がいる。
これはクリエーションにとても大事な認識だと思います。
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